2019/11/22
【特別区の面接カード】重要なのはココだ!書き方・コツを見極めろ!

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私が噂のせんせいです(笑)
「こんな『せんせい』がいたらよかったのに!!!」
という受験生の想いを叶えるべく私が存在してます(笑)
・誰かに相談したい…
・面接が苦手…
・何からやればいいかわからない…
あなたの状況に応じてアドバイスしてます。
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「面接カードで合否が決まる!?」
ってくらい面接カードって大事なんです!
中でも重要なのは
『志望動機の濃さ』
です!
今回は特別区の2次試験の面接(人事)の際に使用する面接カードについて詳しく紹介していきたいと思います!
特別区の面接カードって見たことありますか?
じつは書く項目が3つしかないんですね!
このページだけで面接カードの概要からポイント・書き方まで、すべて紹介しちゃおうと思います!
当然特別区の醍醐味でもある「3分間プレゼン」についても”本気で”解説していきますよ!
でははじめに面接カードを書く際の注意点を言っておきます。
それは
”自己分析”
をきちんとしてから面接カードを書くことです!
まずは自分の強みをきちんと把握しておきましょう!
▼「市役所」の面接カード
★「特別区」の面接カード
▼「国家一般職」の面接カード
▼「労基」の面接カード
▼「国税専門官」の面接カード
▼「国家総合職」の面接カード
また、自分が受ける予定の面接カードはチェックしておきましょう!
今回は「特別区編」です!
では参りましょう!
せっかく1次試験突破できたのに面接カードでつまづいちゃってさ…
書き方教えてくれよ!
ネコ23歳
OK!
じゃあまずは面接カードの項目から細かく解説していくよ!
せんせい
目次
特別区の面接カードはコレだ!
※特別区の面接カードは毎年若干変わりますが、だいたい同じなので↑でも参考になると思います。
基本的に書く項目は3つで、それぞれ5行ずつあります!
ますはどんなことが聞かれているのか整理してみましょう!
【あなたが今後どのような仕事に挑戦したいか、ご自身の特徴や特別区への志望動機も含めて具体的に書いてください。】
→「自己PR」「志望動機」「挑戦したい仕事」
【あなたが今までに最も難しい目標にチャレンジし、困難な状況を乗り越えた経験を教えてください。】
→「学生時代(今までで)頑張ったこと」
【チームで1つの物事に取り組んだ経験について教えてください。そこでのあなたの役割と、独自の考えやアイディアでチームに貢献したことを具体的に書いてください。】
→「チーム活動」「あなたの立ち位置」「チームにどう貢献したのか」
細かく分けると赤字のようにわけられます。
いろいろな項目が1つの枠に凝縮しているようなイメージですよね!
人物重視なだけあってやはり面接カードの作成難易度も高めです。
また、なんといってもやはり特別区といえば
「3分間プレゼン」
が有名ですよね!
ということでまずはこの3分間PRってどんなものなのかを紹介していきます!
【特別区の3分プレゼンとは】書き方・コツを本気で解説!
まずは3分PRの概要について簡単に説明します。
「自己PR」「志望動機」「挑戦したい仕事」について、面接試験の冒頭で3分間でプレゼンテーションを行います。
あらかじめプレゼンテーションの内容を準備しておかなければならないってことですね!
この3分間プレゼンテーション、一発目のやり取りとなるため、うまくできればいい印象を与えられるし、失敗してしまえば悪い印象を与えてしまいます。
きちんと準備して試験に挑みたいですよね!
ということで私もポイントや書き方・コツを本気で解説していこと思います。
特別区の3分間プレゼンで聞かれてることはコレ!
まず、面接カードをよく見てくださいね!
プレゼンの根本を忘れてしまう受験生が非常に多いので注意が必要です。
聞かれてることは何ですか?
・
・
・
【あなたが今後どのような仕事に挑戦したいか、ご自身の特徴や特別区への志望動機も含めて具体的に書いてください。】
そうです。
「今後どのような仕事に挑戦したいか」というのが”軸”なわけです!
受験生の面接カードをチェックしていると、すでにこの部分がズレており、自己PRが中心だったりする人が多いです。
自己PRや志望動機はサブ的な考えでOKです。
では次に3分間プレゼンのポイントを紹介していきます!
特別区の3分間プレゼンのポイント(重要)
- プレゼンのはじめに目次を入れる
- 文字数は800字くらいでまとめ、発表時間の目安は2分30秒くらい
- 挑戦したい仕事50%、自己PR30%、志望動機20%くらいの気持ちで文章を用意する
まずこのプレゼンでは説得力や表現力が主にみられています。
どれだけ相手にうまく伝えられるかが大事なんですね。
だけど面接官の立場に立って考えてみると、ダラダラしゃべられても困るわけですよ。
話がまとまってないと、この時点でダメだなってなっちゃいます。
面接の評価基準を知らない方は今のうちに絶対チェックしておいてください!
特別区のプレゼンで有効な「目次」とは?
そこで有効なのが「目次」をつけること。
それでは3分間プレゼンテーションをはじめさせていただきます。
これから、
- 自己PR
- 挑戦したい仕事
- 志望動機
この順番でお話をさせていただきます。
よろしくお願いします。
これが言えるか言えないかだけで、伝わり方が大幅に違います!
是非「目次」は入れていただきたいと思います。
しゃべる順番は色々説があるけど、
せんせい
特別区の3分プレゼンのコツ1:発表時間について
面接官の中で3分きっちり計っている人間は一人もいません。
だったらすっきり2分~2分30秒くらいでサクッと発表しちゃえばいいんです。
面接官からしてもその方がありがたかったりします。
なんせ時間が短い方が暗記量も少なくて済みますし、ミスなく最初の好印象を与えることができますよね!
とりあえず800字くらいで文章をまとめるようにしましょう!
特別区の3分プレゼンのコツ2:内容のバランス
- 挑戦したい仕事【50%】
- 自己PR【30%】
- 志望動機【20%】
先ほども説明しましたが、話す内容(プレゼン原稿)はこれくらいのバランスでOKです。
挑戦したい仕事が1分15秒、自己PRが45秒、志望動機が30秒くらいのイメージですね!
面接カードの方は挑戦したい仕事70%くらいの気持ちで書いてもらってもOKです。
次にプレゼン原稿の作り方(型)を紹介します!
特別区の3分間プレゼン原稿(型)の作り方
- 冒頭
- 自己PR
- 挑戦したい仕事
- 志望動機
- 終わり
まず原稿はこの5段落にわけられますよね!
2~4は順番は自由でOKです。
冒頭は先ほど説明した「目次」、終わりは「以上でプレゼンテーションを終わらせていただきます。ありがとうございました。」といえばOKなので
- 自己PR
- 挑戦したい仕事
- 志望動機
この3つについてさらに細かく書き方・作り方を解説していきます!
内容を整理して、最後にハンバーガーみたいにきれいにまとめちゃいましょう!
特別区の『自己PR』の作り方
自己PRの作り方は別ページで徹底解説してるのでこちらを見ていただければかと思いますが、重要点だけ紹介しておきます!
①まず強みを書く!
②エピソードの概要(話す内容)
③目標・目的は何か
④挫折ポイント・問題点は何か(壁)
⑤その壁をどう工夫して乗り越えてきたか!
⑥その結果どうだったのか
⑦今後の業務でどう活かせるか(しゃべるときは具体的に)
このように、基本的には1分間PRを用意しておけばOKということですね。
次は挑戦したい仕事の説明に移ります!
特別区の『挑戦したい仕事』の作り方
「高齢化支援」や「スポーツ振興」、「災害対策」など、特別区というのは仕事幅も非常に広いですよね!
その中でもあなたが話そうと思ってる仕事が1つあるはずです。
そこであなたに質問です。
- 特別区の課題は何だと思いますか?
- 課題を解決に向けて行政はどう取り組むべき?
- その仕事に興味を持った(選んだ)きっかけは?
きちんと特別区の職員の役割を把握しているうえで、
これから職員として課題や問題にどう取り組んでいけばいいか(挑戦)を聞かれているわけですね!
あなたが達成したいもの(目標)と特別区の役割もマッチしていなければなりません。
仕事に対する魅力だけ語ってもダメということです。
また、自分の実体験を込めて話さないと薄っぺらくなってしまいます。
面接官のココロには届きません。
難しいですよね!
ようは志望動機みたいなものです!
重要過ぎてこのページでは書ききれませんでした。
別ページで徹底解説してるので、絶対にチェックしてください。
特別区の『志望動機』の作り方
- 地元じゃなくて、なぜ特別区なの?
- なんで民間じゃなくて公務員なの?
- あなたのやりたいことは他の市じゃできないの?
これらの疑問を解決してあげるような志望動機を作らなければいけないわけです。
先ほどの仕事内容と志望動機は被っている部分が多いので、こちらも別ページで徹底解説してます!
何度もうるさいと思うけど、この「志望動機」のページは絶対に目を通してくれ!
強い思いを伝えるためには実体験を上手く入れていかなければいけないんだ。
とくに特別区の職員の役割がわかってないせいで面接で落ちてしまう人が多いからね。
せんせい
そこまで言うならそのページは入念にチェックしておくわ!
ネコ23歳
【特別区の面接カード】書き方・コツを本気で解説!
もう一度面接カードの項目を紹介しておきます!
【あなたが今後どのような仕事に挑戦したいか、ご自身の特徴や特別区への志望動機も含めて具体的に書いてください。】
→「自己PR」「志望動機」「挑戦したい仕事」
【あなたが今までに最も難しい目標にチャレンジし、困難な状況を乗り越えた経験を教えてください。】
→「学生時代(今までで)頑張ったこと」
【チームで1つの物事に取り組んだ経験について教えてください。そこでのあなたの役割と、独自の考えやアイディアでチームに貢献したことを具体的に書いてください。】
→「チーム活動」「あなたの立ち位置」「チームにどう貢献したのか」
これらの項目ごとに書き方・コツを紹介していきますね!
【特別区の面接カード①】あなたが今後どのような仕事に挑戦したいか
- 挑戦したい仕事【70%】
- 自己PR【20%】
- 志望動機【10%】
原稿とは違い、面接カードの内容バランスはこれくらいでOKだと思います。
挑戦したい仕事≒志望動機というニュアンスでお願いします。
細かい書き方は先ほど3分間PRの原稿作成の部分で紹介しているので割愛させていただきますね。
発表原稿をうまくこの5行にまとめるというイメージでOKです!
一例として書き方のフォーマットを紹介しておきます。
私の強みは~~です。
この強みを活かして、〇〇の分野の~に携わりたいと考えています。
特に〇〇に興味があり、~~に挑戦し、~~たいと考えています。
私は区職員として~~な社会を実現したいと考え、特別区を志望しました。
あくまで一例となりますので、うまく自分の原稿をまとめてみましょう!
【特別区の面接カード②】あなたが今までに最も難しい目標にチャレンジ
この項目も聞かれていることは「最も難しい目標にチャレンジ」したことです!
アルバイトでちょっと失敗しちゃった…なんて内容を書くと、もう質問の意図からズレてしまいますよね!
内容だけで自分の経験値の少なさをアピールしてしまいます…
まずは自分の人生を振り返ってみて、「目標」をもって一番頑張ったことって何だったかな?と考えてみましょう。
甲子園で優勝を目指した、留学した、資格をとろうと頑張った…等、何か形があるものがあれば最高ですが
目標って自由に設定できますから、
結果に合わせて目標を低くするのではなく、目標に合わせてちょっと結果を盛っちゃいましょう!
高い目標だからこそ困難も大きくなり、自分の行動もうまくアピールできます。
ということで一例としてフォーマットを紹介しておきます。
- 〇〇というサークル活動で、~~という目標がありました。(話す概要+目標)
- その目標を達成するためには~~という壁がありました。(問題点)
- そこで私は~~だと考え、~~~という工夫をしました(工夫して行動した点)
- その結果~となり、~を学びました(結果+身についた力)
この流れで書けばまとまった文章になると思います。
とくに大事なのは3の工夫して行動した点なので、ここで2行使ってOKです!
「どれだけ2の壁(問題点)が大きかったか」というのもうまく説明できると、3が際立ちます。
そもそもこの「目標」が抜けてしまっている面接カードも多くてね。
質問の意図から外れないように注意だ!
せんせい
なるほど!
確かに聞かれているのはそこだもんね!
ネコ23歳
もし何も見つからなかったら、結果から逆算して目標を付け足しちゃおう!
たまたま起きた結果に対して、それが目標だったと繋げて書くだけだね!
「サッカー部の部長をしてた→部長として大会優勝するためにメンバーを引っ張っていくのが自分の目標だった」
こんな感じでね!
せんせい
【特別区の面接カード③】チームで1つの物事に取り組んだ経験について
「チーム活動」「あなたの立ち位置」「チームにどう貢献したのか」
ここら辺は今後公務員として働いていくうえでも非常に重要な部分となります。
公務員は組織として働きますし、チームで動くことが多いですからね!
また、「独自の考えやアイディアでチームに貢献したこと」という部分も忘れてはいけませんよ!
ココが一番大切ですからね!
あと1点注意点なのですが、無理にリーダーをやらなくてOKです!
リーダーが得意じゃないのに、リーダーをやったなんて言ってもロクな結果になりません。
大事なのは「どうチームに貢献できるか」という部分であって、役職ではありません。
そこを勘違いしてしまっている受験生が非常に多いです。
あなたにはあなたの良さがあるんですよ!
あなたのその立ち位置でチームに貢献した経験を書きましょう!
ということで一例としてフォーマットを紹介しておきます。
- ゼミナール活動で~~をしました。(チーム活動)
- 〇〇人(具体的に)のグループで活動を行い、私は意見を調整する役(自分の立ち位置)でした。
- ~をするために(目的)、私は~話をまとめ、~が良いと考え、~~というアイディア(工夫)をだしました。
- その結果、~となり、~(目的)が達成できました。(結果は具体的に、できれば数字で)
この項目は面接カードに書く分には書きやすいと思います。
「独自の考えやアイディアでチームに貢献したこと」が一番大事なので、自分なりに・自分の立ち位置でチームに貢献するために頑張ったことを書いていきましょう!
大事なのは役職じゃないんだね!
ネコ23歳
そうだよ!
あなたがどうチームに貢献できるかが大事なんだ。
その中であなたのオリジナリティあるアイディアも求めれらてるってわけ。
せんせい
【特別区の面接カード④】エピソードの突っ込みポイント
重要なので、最後にエピソードの突っ込みポイントを紹介して特別区の面接カードの記事は終わります。
- ①エピソードの概要について話せるか
- ②なぜそれに取り組もうと思ったのか
- ③目標・目的・問題等はあったか
- ④③を達成(改善)するために工夫して行動・努力した点はなにか(重要)
- ⑤つらかったこと・失敗したことはあるか
- ⑥⑤のときどう対処・行動したか
- ⑦これらの経験を通してどんな力が身に付いたか
- ⑧得た力を今後どのように活かせるか
エピソードについてはこの8項目すべてを用意しておきましょう!
すべて面接カードに書く必要はありませんが、口ではすべて回答できるようにしておきましょうね!
ではこれで特別区の面接カードの説明は終わりです。
おつかれさまでした!
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